7月24日(日)第513回例会は大津聡先生の講演会~メッセージ(2)

第513回例会は大津 聡先生に「《魔笛》は自律的芸術作品か?」―成立、解釈、受容の歴史の再考― というテーマでご講演いただきます。(1)に引き続き、大津 聡先生から以下のようなメッセージをいただきました。

「ところで《魔笛》の解釈というと、多くの方々はフリーメーソン結社(思想)のことを連想されるかも知れません。フリーメーソン結社との関連は、モーツァルト像(モーツァルトへのイメージ)にも大きな影響を与えてきました。本講演でも、フリーメーソン的解釈には言及しますが、その是非や真偽について検証するものではありません。むしろ、広く「魔笛の歴史」の中で相対的に扱いたいと思います。19世紀、20世紀を通して、《魔笛》は各々の社会の価値観やイデオロギーと共にあったからです。音楽とは、時に少々無縁な内容かも知れませんが、モーツァルトや(と)《魔笛》に関心を持つ人には、必ず興味を持って頂けるテーマだと考えております。」

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