7月24日(月)第525回例会のご案内(5)

 プログラムの後半は1795年製Fortepiano(ヴァルター・モデル)による『ロンド イ短調』K.511、『ソナタ 変ロ長調』K.333(第3楽章)、『ピアノ協奏曲第20番 ニ短調』K.466(第2楽章)、『ソナタ ハ長調』K.545です。久元さんは雑誌のインタビューで「ヴァルターはシュタインの少し後の時代に生まれた楽器で、低音が少し豊かになり、かすかな音のあや、繊細さ、そして柔らかな息づかいが感じられます。モーツァルト晩年の作品は、このタイプの楽器があってこそ生まれたものです」と語っておられます。

 シュタイン・モデルより更に進化したヴァルター・モデルと対話しながらモーツァルトが描いた音の宇宙の大きさを久元祐子さんの演奏で味わって頂く貴重なコンサートです。ご家族やご友人お誘い合わせの上、ご来場をお待ちしております。

チケットは東京文化会館チケットサービスで好評発売中です。

(電話:03-5685-0650)