7月24日(月)第525回例会のご案内(1)
7月24日(月)19時開演の例会は、久元祐子さんが所蔵されている2台のフォルテピアノ(シュタイン・モデルとヴァルター・モデル)を東京文化会館小ホールに持ち込んで楽器や作品について久元さんの解説を交えながらのモーツァルト・プログラムによるコンサートです。
旅先でシュタインの工房を訪れた21歳のモーツァルトは、その豊かな表現力に感激して父のレオポルトに購入をねだる手紙を書きましたが結局買ってもらえませんでした。その後ウィーンに移住して自立したモーツァルトはウィーンの鍵盤楽器製作者ヴァルターの楽器を購入しました。例会プログラムの前半はシュタイン・モデル、後半はヴァルター・モデルによる作品の弾き比べとなります。一口にフォルテピアノと言っても楽器の製作者、制作年代、個体によって特徴や性質は様々です。モーツァルトがフォルテピアノを弾きながらイメージを膨らませて作曲した作品を聴き比べて頂く絶好の機会です。
チケットは東京文化会館チケットサービスで好評発売中です。
(電話:03-5685-0650)