6月19日(日)例会は、菊地美涼さん(Pf)のオール・モーツァルト・プログラム

菊地美涼(みすず)さんから、モーツァルトとの出会いや、ザルツブルグ留学時代の思い出などのメッセージをいただきました。

「中学生くらいまで、モーツァルトの音楽は伴奏形も単調で、ロマン派以降の音楽などと比べると、あまり惹かれることがなかったのですが、あるコンクールのために、モーツァルトのピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415を練習していた時、自分にピタッと合った、自分の中からその音楽が出て来るような瞬間があり、モーツァルトが好きになりました。

その後、モーツァルトの生まれ故郷・ザルツブルグのモーツァルテウムに留学する機会に恵まれ、モーツァルトの音楽に触れる機会がふんだんにある環境で、先生方のアドバイスを受けたり、世界各国から集まった演奏家の素晴らしい演奏を楽しむことが出来ましたが、加えて、ザルツブルグの街そのものは元より、周りの山々、エメラルドグリーンの湖などの美しい風景が、モーツァルトの音楽につながるものがあり、合計7年間の留学時代にますますモーツァルト愛が深まりました。」

臨時会員の方のチケットもご用意していますので、ご家族・お友達もお誘い合わせの上、お越しいただければ幸いです。

例会では、恒例となっている、出演者へのインタビューコーナーもあり、きっと、皆さんにお楽しみいただけると思います。

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