5月27日、第499回例会(東京室内管弦楽団平日マチネ)から
久しぶりにオーケストラを鑑賞しました。会場はサントリーホール・ブルーローズ。
曲目はモーツァルトの初期の4つの交響曲(K.75、196/121、15番K.124、16番K.128)と協奏交響曲K.364の5曲で、指揮は菅野宏一郎さん、独奏は北川千紗さん(Vn)、有冨萌々子さん(Va)。
交響曲は10代半ばの試行錯誤を重ねていた時代の色々な試みがうかがえる面白い作品で、中でもK.196/121は研究の結果、復元された作品で第1楽章は「偽の女庭師」序曲を据えた3楽章の曲。快適でいかにもモーツァルトといった曲でした。
協奏交響曲の2人のソリストは澄んだ美しい表現で堪能できました。またヴィブラートは抑制していたように見受けました。
緊急事態宣言下で平日の昼間、しかも悪天候のせいか参加者はやや少なめでしたが楽しい時間でした。
6月13日(日)はいよいよ500回記念例会です(詳しくは「イベント」の項をご覧ください)。祝い事はできませんが、出演者の宮﨑貴子さん、智子さん姉妹による楽しい趣向も準備されていますのでご期待ください。